菅野 一勢の考え方&思考
今やグループ年商50億円の菅野氏の思考や考え方
当時、日本最大級のASPと呼ばれたインフォトップの創業に携わった菅野一勢氏。生まれもった類まれな商才があったということも間違いではないでしょうが、すぐに行動を起こすということに徹底的に取り組んできたことが、結果的にビジネス成功に繋がっていると考えられます。
菅野氏自身も、ブログでことわざの「チャンスの神様は前髪しかない」を取り上げています。本当に行動していいのか?本当はまだ早すぎるタイミングなんじゃないか?チャンスに見えて失敗するかもしれない…人間は何かしらのチャンスに恵まれても、ついつい悪いことが頭をよぎってしまいます。
しかし、そんなチャンスに遭遇したら、しっかりと掴もうというこのことわざに、菅野氏も大きく共感しているようです。確かに彼自身も、自分がメールもうまく打てないくらいのタイミングでインターネットビジネスに参入し成功を収めています。
そういった成功体験もあって、菅野氏はとにかく行動を起こすことを大切にしているのです。
まず自分が幸せになる。
菅野氏はブログやSNS、セミナーなどで、頻繁に「まず自分が幸せになる。」ということを話しています。
よく、人のために…家族のために…というようなことを口に出す人がいますが、自分が幸せでないのに、人のために力をだせるのですか?というのが菅野氏の問い。
確かに自分が辛くて苦しくて全然幸せじゃないのに、人を幸せにすることなんてできっこないですよね?
菅野氏が語る「まずは自分が幸せになる。」。一見、自己中心的な考え方に感じられるかもしれませんが、非常に効率的で理にかなっている言葉だと思います。
またこれは菅野氏がいうところの「幸せな経営者」にも繋がりそうです。幸せな経営者とは、自分が実質働く時間を減らしつつ事業もしっかりと成長させられる経営者のこと。身を粉にして働く経営者ではなく、幸せな経営者を目指すというのが菅野氏の狙いなのです。
菅野氏の「歴史から学ぶ」
菅野氏のブログでは、時々「歴史から学ぶシリーズ」なる投稿がなされます。
この歴史から学ぶシリーズでは、イギリスの実業家“リチャード・ブランソン”や、Panasonic創設者の“松下幸之助”といった比較的近代の人物から、戦国武将の“豊臣秀吉”“加藤嘉明”、歴史的な僧侶“空海”といったさまざまな人物にスポットを当てて、生き方のヒントを紹介しています。
こういった幅広い視点を持ってビジネスに取り組みつづけているからこそ、成功を手にできるということではないでしょうか。